帰国したその日の夜、荷物を片付けているときに、ふと違和感を覚えました。
iPadとノイズキャンセリングイヤホンが見当たらない。
一瞬で機内での自分の行動が頭の中に浮かび、血の気が引きました。
間違いなく、機内に置いてきてしまった。
着陸態勢の時いつもならしない行動をしてしまった結果。
完全に私の不注意です。
機内に忘れた時の対処法を調べたら、
航空会社の LOST AND FOUND に情報を登録し、連絡を待つ方法が出てきました。
それと同時に、まずはスマホから「探す(Find My)」にアクセスしてロックをかけるべき。ということにも気づきます。
ところがここで、さらに悪いことを思い出しました。
ロケーションをオフにしていたのです。
どうすればいいのか分からず、また検索。
完全にパニック状態で冷静さを失い、結局、夫を起こして助けを求めることに。
調べた結果、Find My の「紛失モード(Lost Mode)」をオンにする
という方法があったので、すぐに設定しました。
焦りすぎて、自分のマイレージ番号にもアクセスできず、見かねた夫が航空会社のサイトにログイン。
必要事項をすべて入力してもらいました。
なくした機器の特徴をできるだけ詳しく書き、シリアルナンバーも忘れずに記入。
ここまで終えると、もうできることはなく、あとは航空会社からの連絡を待つのみ。
気になってなかなか眠れず、翌朝から何度もスマホを確認してしまいました。
この時いちばん後悔したのは、iPadの中のデータのこと。
最近はバックアップもきちんと取っておらず、反省しかありません。
正直、この時点で「戻ってこなくても仕方ない」と心のどこかで覚悟していました。
翌日、「入力内容を受け取りました」というメールが届き、
さらに数日後——
思いもよらないメッセージが届きました。
あなたのロストアイテムが見つかりました。
まさかの連絡でした。
受け取り方法は
・郵送
・空港での直接受け取り
から選べたので、その日ちょうど休みだった夫にお願いし、空港へ向かいました。
バゲージサービスのスタッフに声をかけると、その場にある電話で対応するよう指示されました。
電話を取ると、どこかのオフィスにつながり、レポートIDを伝えると
「そのままお待ちください」と言われました。
数分後、iPadを手にしたスタッフの方が現れました。
正直、手元に戻るとは思っていなかったので、思わず胸がいっぱいに。
本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいでした。
イヤホンについては
「該当するレポートはありませんでした」とのこと。
それだけは残念でしたが、ひとつでも戻ってきたことに感謝です。
——これは、去年帰国した際の出来事。
ちなみにイヤホンは、今も何の連絡もありません。おそらく、もう戻ってこないのでしょう。
座席ポケットは便利ですが、
使ったものは必ず自分のポーチに戻すこと。
そして、バックアップとロケーション設定は常にオンにしておくこと。
身をもって学んだ、忘れられない経験でした。
搭乗までたくさん時間があったので展望デッキで飛行機の離発着を見たり、お茶したり。
最後の時間を家族とゆっくり過ごせました。
にほんブログ村
ライフスタイルランキング












